レンタルスペース (中央区 シュウエケ邸)
シュウエケ邸とは
この異人館は「シュウエケ邸」といって、1896年(明治29年)にイギリス人建築家A.N.ハンセルの自邸として建設されました。ゴシック様式を基調としたコロニアルスタイルの建築で、屋根には日本的な要素である鯱(しゃちほこ)が飾られ、庭園には石灯籠が配置されるなど、和洋折衷のデザインが特徴です。
2024年2月10日よりレンタルスペースとしてオープンしました。異人館をウエディングやフォトウエディング、イベント、ミニコンサート、食事会などとして活用できるようにしました。
当財団の支援内容
お客様のご要望に基づき、異人館の改修計画を提案し、最適な形で実現するためのサポートを提供しました。
関係機関との調整をスムーズに進め、改修費用を軽減するために利用可能な補助金制度のご紹介も行いました。
ウエディングやイベントなど多目的に活用できるスペースとして、異人館の再生に貢献しました。
贅沢品ではなく『伝えたい大切な文化』が残された空間
建物の1階部分と庭園が一般公開されています。
シュウエケ邸の館内は、19世紀末の西洋と日本の文化が融合した独特の雰囲気を持っています。年代物のフランス製家具や大きなシャンデリア、暖炉などが配置され、クラシカルなインテリアで統一されています。美術品の展示もされており、明治時代の浮世絵約200点が壁面に飾られているため、当時の芸術文化を感じることができます。
1868年の神戸港開港後の“人・物・情報”が行き交う拠点として発展した歴史を垣間見る貴重な歴史資料です。
これらの要素が組み合わさり、シュウエケ邸は異国情緒と日本文化が調和した独特の空間を提供しています。
レンタルスペース
シュウエケ邸は、2024年2月10日よりレンタルスペースとしての利用を開始しました。
この歴史的な異人館は、映画やドラマの撮影、結婚式、フォトウエディング、個展、ミニコンサート、パーティー、フォトイベントなど、多様な用途でご利用いただけます。
館内には貴重な絵画や調度品が多数展示されているため、ご利用前に事前面談が必要となります。
詳細な利用料金や予約状況については、公式ウェブサイトの「ご利用料金」および「ご予約状況」ページをご確認ください。
ショート動画
建物詳細
所在地 | 〒650-0003 兵庫県神戸市中央区山本通3丁目5−17 |
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名称 | シュウエケ邸 |
WEB | https://choueke.jp/ |
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